暮らしぶりについて。ホームレスの方いわく「30年以上ここに住んでるけど、特に不自由はない」とのこと。意外にも、周りの人からもらったブランド物の服などを身に着けていて、見た目は割と「まとも」らしい。生計は主に空き缶集めで、生活保護は受けていない。「家がここってだけで、普通に生活してるだけ」という感覚が強いみたい。 住んでいるエリアは区画があって、昔から住んでいる人はその場所にずっと住む権利があるそうです。新しい人が入ってくるのは難しいらしく、警備員が定期的に見回りをしてチェックしているとか。ガードマンと仲良くなれば、問題なく暮らせるらしいです。 家は自分たちで作り、材料も自分で購入して組み立てるそう。風や雨を防ぐために工夫していて、ペットボトルで家が飛ばされないように重しをつけているんだとか。冬は寒さが厳しいけど、火を使うストーブは危険で使えないので、基本的には慣れで乗り越えているようです。 「生活保護はまだ受けてない。60歳になったら考えるかも」とのこと。電気も水道もない生活だけど、特に困っている様子はなく、自由を楽しんでいるような印象を受けました。周りの住民とも顔見知りで、誰も何も言わないし、何かあればすぐ助け合う関係性があるみたいです。 驚くのは、治安が良いこと。物を盗まれたりする心配もなく、若者がスケートボードで遊びに来ても、丁寧に話せば問題なく共存できているそうです。自由な生活だけど、ちゃんと自分たちでルールを作って守りながら暮らしている印象がありました。 結局、「家賃がかからない普通の生活」ってことなんだなと感じました。